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航空機・空港ファンの航空用語集

プレミアムカードといえば航空機です。
上手に空を飛ぶために押さえておきたい航空用語集です。

雑用係１号様をはじめ掲示板の参加者のみなさまの手で作られています。ありがとうございます。

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----- 旅程 -----

１．Itinerary

意味： 文字通り「旅程」の事。

２．ハブ＆スポークオペレーション

意味： 主に地方空港から中心空港を経て別の地方空港に向かう乗換えを利用した仕組み 　中心空港をハブ空港と呼ぶ。

実例：ノースウエスト航空は成田空港をハブとして米国→アジア各地を結んでいる。

３．トランジット

意味：乗り換え。 　待ち時間によっては一時入国も可能(自信なし)。

実例：直通便が無い場合、ハブ空港での乗り換え等。

４．ストップオーバー

意味：鉄道で言う途中下車。正式には途中降機。 　滞在が24時間を超えると運賃計算上、トランジットではなくストップオーバーになる。 トランジットと異なり、運賃計算上で通し運賃が非適用、加算料金が発生する場合がある。 ディスカウントチケットでも、その回数によっては、追加料金が発生する。

実例：ストップオーバーを利用して、複数の観光国を巡る。

５．レイオーバー

意味：フライトスケジュール の都合上、他社便への振替え含めて当日乗り継げないこと
当日分の宿泊代は到着航空会社が負担する。ただし普通運賃で無ければならない。 　用語としてレイオーバーが成立すると言う。

実例：無料宿泊と食事付きなので、わざわざ乗り継げない旅程を組む人もいる。

----- 空港 -----

１．空港コード

意味：空港を表す３文字アルファベットコード 必ずしも航空会社のタグ等とは一致しないこともある

備考：
新千歳空港は都市コードSPKとして扱われることがある。
成田、羽田の都市コードはTYO。国内幹線では運賃上同一空港として扱われる。
伊丹、関西、神戸の都市コードはOSA。国内線では運賃上同一空港として扱われる。
但馬はTJHとして扱われる。

３．セキュリティエリア

意味：手荷物検査場から先のエリア

----- 航空会社 -----

１．エアラインコード

意味：航空会社を示す２もしくは３文字のアルファベットコード
両者の違いは取り決め団体の違いに有る
２レターが便名、３レターが通称名となることが多い
グループ各社の３レターは一般的にはクループ名で呼ばれることも多い
実例：
JALグループ
・日本航空インターナショナル JL/JAL
・日本エアコミューター 3X/JAC
・JALウェイズ JO/JAZ

ANAグループ
・全日空 NH/ANA
・エアーニッポン EL/ANK

その他
・スカイマークエアラインズ BC/SKY
・エア・ドゥ HD/ADO
・スターフライアー 7G/SFJ

海外
・アメリカンエアラインズ AA/ACA
・コンチネンタル航空 CO/COA
・ノースウエスト航空 NW/NWA
・キャセイパシフィック航空 CX/CPA
・シンガポール航空 SQ/SIA
・トルコ航空 TK/THY

２．アライアンス

意味：連盟が語源。広義の提携。世界規模のアライアンスのみがそう呼ばれる。
上級会員資格、マイル積算などが加盟エアラインで共用できるなどの優待がある。

実例：
ＡＮＡはスターアライアンス加盟
ＪＡＬはワンワールド加盟予定

----- 航空券 -----

１．搭乗クラス

意味：文字通り、搭乗座席の区分。

実例：
F -> ファーストクラス
C -> ビジネスクラス
Y -> エコノミークラス

２．運賃種別

意味：文字通り、運賃の種別 　しかし、割引運賃が多い近年では細分化されている。

実例：JAL国内線の場合
IIT - 団体包括割引
BX - バーゲンフェア
SX - 先得割引(旧スーパー得便割引28)
FT - 得便割引１
FX - 得便割引７
+SS - Class-J 搭乗時に運賃種別後ろに付与される(旧スーパーシート)
Xxx - チケットレスの場合に運賃種別頭に付与される

３．〜枠

意味：航空予約で運賃クラス、会員資格、予約場所によって異なる予約枠の事
事前座席指定の指定可能範囲にも同様の予約枠の違いがある。

実例：予約しやすさは一般に普通予約枠＞特典航空券枠となる。
マイレージ上級会員は事前座席指定枠の範囲が広がる場合がある。

----- 搭乗 -----

１．ノーショウ

意味：予約していた 乗客が、当日現れないこと。

実例：所定の時間までに搭乗手続きをしないとノーショーウとしてキャンセルになるので注意。

2．ゴーショウ

意味：予約していない乗客が、当日飛び込みで現れること。

3．バゲッジ

意味：荷物のこと。

4．キャリーオンバゲッジ

意味：機内持ち込み手荷物の事。

実例：預け入れ荷物に間違われないよう、一言 "キャリーオン"　と伝える。 スタッフはこの一言で機内持込と理解･取り扱いしてくれる。

5．オーバーブック

意味：有効座席数以上に予約が入っていて搭乗できない人が居る状態。航空会社がノーショウを見越してオーバーブックさせるのは日常的、通常オーバーブッキングと言う。

実例：オーバーブックの結果、地上係員がボランティアを探す光景が見られる。 　オーバーブックの結果、クラスチェンジ(アップグレード)となることがある。

6．ボランティア

意味：オーバーブッキング際、搭乗を諦めてくれる人を募ること。また、その人。 国内線の場合は、搭乗手続きが完了し、搭乗口付近に居る必要がある。 その特典ゆえに、ひそかに人気がある制度でもある。 チェックイン時に、ボランティアできることを告げることも出来る。

実例：マイルや現金にてお礼が支給される。振替え便が翌日の場合は、無料1泊滞在できることもある。
CやFクラスにアップグレード (マイルも加算される)こともある。

7．クレイムタグ

意味：カウンターで預けた荷物の引換証
ここでのクレイムとは「引き揚げ」の意味で、「クレーム｣とは異なる。

実例：手荷物引渡しカウンター出口で手荷物につけられたタグと照合される。

8．リマーカー

意味：乗客のうち過去に大きなトラブルを起こした人。
クルーが注意して対応できるよう乗客名簿に記されている人を言う。

実例：強いクレーム、泥酔、出発時刻を遅らせてしまうような搭乗遅れを出した人

----- 飛行・航空機 -----

１．ゴーアラウンド（着陸復行）

意味：着陸進入中にパイロットが進入を続行するか、着陸を断念するかを決定する高度（デシジョン・ハイトと言います）以下 で降下を中止し上昇すること

着陸のため進入降下したが，デシジョン・ハイト以上の高度で航空機が上昇して待機コースに入ったり， 再度進入を行うことミストアプローチ（進入復行）といいます。 このタイミングで空港機能に支障を来すと管制官が判断した場合は進入復行を指示します。

２．タッチアンドゴー

意味：安全に着陸できないことを想定した緊急避難の訓練行為

旅客機は接地前に待避行動をします。 緊急の場合はどんなことをしてでも、パイロットは、最小限のダメージで、着陸、停止することに全力を尽くしますので、 危険回避の結果としてタッチアンドゴーになってしまったという場合があります。

訓練以外でタッチアンドゴーは、極々まれです。
大型旅客機は接地後逆噴射をし速度を落とした時点で、車輪ブレーキの故障が発覚した場合、 ４０００ｍ以上ある海外の滑走路なら再加速も可能ですので、 タッチアンドゴーも考えられますが、４０００ｍ以下の場合、再加速は賭になってしまいます。 滑走路上で最大限スピードを落とします。逆噴射でかなりスピードは落ちますし、うまくいけば停止も可能です。 それでも止まらない場合は、滑走路端にネットが設置されている場合、テニスコートのネットのように遠隔操作で広げ、 それに突っ込んで止める方法があります。

余談ですが、着陸復行を行うと、離着陸１回とカウントされ、着陸料を空港側に支払います。

実例：着陸したにもかかわらず、スピードが落ちずにうまく停止できななどの場合などに発生。

３．ドアモード

意味：脱出用シューターがドア開放に対して自動、手動のいずれで開くかの違い
手動−マニュアル、アームド。自動−オートマチックなどと呼ばれる。

実例：出発時にモード切替の乗務員間アナウンスを聞くことが出来る

４．ダイバート

意味：着陸予定空港が天候条件等で着陸できず、目的地以外の空港に向かうこと（目的地を変更すること）、違う空港に到着する事。 　機内アナウンスで「ダイバート」と聞こえたら、要注意。
少なくとも、一旦別空港に着陸するため帰着はかなり遅れる。 　ダイバード後の代替交通機関として地上交通機関が指定されることもある(自信なし)。

計器飛行で飛ぶ場合は、フライトプラン制作時に代替空港（オルタネート）を決めなければなりません。 （一定以上の予備燃料を搭載した場合は決めなくてもよい）

実例：成田のダイバート先は羽田に指定されていることが多い。 国際間では、韓国線のダイバード先として福岡が指定されることが有名。

----- マイレージ -----

１．ＦＦＰ(1)

意味：いわゆるマイレージクラブ 　飛行距離に応じて無料航空券などと交換できる。 実際にはボーナスマイル、提携カード利用等により搭乗距離＝マイルとはならない

実例：JALマイレージバンク(JMB) ANAマイレージバンク(AMC)

２．ＦＦＰ(2)

意味：実際の搭乗距離によって判断されるFFP(1)の上級会員プログラム 基本的には搭乗マイル・回数のみが判定基準となるので注意
上級会員になることにより、マイル加算、搭乗手続き、ラウンジ利用名などの優遇が有る

実例：JAL-FlyOnProgramサービス(FOPとも言う） ANAダイアモンド、プラチナ、ブロンズの各サービス

３．ＦＦＰ(3)

意味：FFP(2)の特定基準を満たすこととにより、永続的に上級会員となった会員。 提携クレジットカード所持が条件になる。
提携カードがゴールドである必要は無く、航空会社としてのゴールド資格カードが必要 ラウンジ利用、マイル加算など、取得条件となる資格に近い優遇が得られる。
３つのＦＦＰと言う用語の中でこれのみP=Personを意味する。

実例：
JAL - JMBサファイア以上を満たすことによって招待される。JGCと呼ばれる。
ANA - プラチナサービス以上を満たすことによって招待される。SFCと呼ばれる。

４．DoorSide(JAL)

意味：優先的に預けた荷物を受け取ることが出来る上級会員向けサービス 　プライオリティバゲッジサービスが本当の名前。
DoorSideと書いたタグがつけられることからこのように呼ぶ。

----- ラウンジ -----

１．航空ラウンジ

意味：一定資格以上、もしくはFFP(3)の有資格者が利用できる空港ラウンジ。 一般的にセキュリティエリアに有り、利用しやすい。
当然、利用者は搭乗者に限られる。

実例：さくらラウンジ(JAL) 　Signet(ANA)

２．カードラウンジ

意味：ゴールドカード保持者、もしくは有料にて利用できる空港ラウンジ 　一般的にセキュリティエリア外にあるが、FFP、搭乗会社を選ばない点で利用しやすい。
搭乗確認(通常は搭乗券確認）があり、基本的に搭乗者のみ利用可能。 各空港毎に提携（利用可能）カードが異なるので注意が必要。 カード種別も国際ブランドではなく、カードブランドであることも要注意。American Express(除青), Diners については、一般カードもゴールドと扱われる。

実例：ラウンジオーサカ(伊丹) くつろぎのラウンジTIME(福岡)

３．アメックス提携レストラン

意味：特別メニューにて提供される、無料食事サービス。羽田空港でのみ提供される、広義のラウンジサービス。 特別メニューとはなってはいるが、メニュー内容が異なるだけ。
通称「雨のただ飯」

実例：えび玉丼、天ザル、朝粥、欧風カレー、ミートスパゲティ、サンドイッチセット等々

----- 掲示板特別メニュー -----

１．日の丸飛行隊

意味：飛行隊とも言う。
広義には、飛行機に乗る人。
狭義には、FFP上級資格を狙って搭乗する人。

実例：ANA-SFC 狙い(穴隊) JAL-JGC 狙い(鶴丸隊)

２．修行

意味：上級資格を狙って搭乗すること。研修とも言う。

３．解脱僧

意味：修行終了、上級資格を取得した人。または、SFC,JGCとFFP(3)との重複期間が終了した人。

４．住職

意味：３．と同様だが、FFP(3)と重複している人のこと。

５．びーる

意味：解脱してタダのビールをラウンジで賞味すること。
カードラウンジでは有料となるので、これが目的の人は実は多い。

６．三角飛び：修行版

意味：実績確保のために、３便等変則的に旅程を構成すること。
バーゲン系チケットと組み合わせることが有効。

実例：羽田→那覇→札幌→羽田の旅程を構成する。

----- 裏技 -----

(雑用係が調査･開発・使用した技で言葉として一般的かどうかは？)

１．バーゲンチケット保険

意味：バーゲンチケットは、同一日予約前便変更可能なことを利用した技 　予約が難しい時間帯より後の便で予約、キャンセル待ちにて早い便で帰宅できる。
キャンセル待ちは一般搭乗券枠も開放されるので搭乗できる可能性が生まれる

実例：幹線で最終便を抑えておくことにより帰宅を保証する。

２．三角飛び：裏技版

意味：往復直行便を使わずに、片道を乗り継ぎで構成する技
一般的には片道直通便が取れない場合に利用する。
乗り継ぎ路線が幹線の場合は直通便より安価になることがある。 　羽田乗り継ぎの場合は、アメックスの無料軽食サービスと併用できる。

実例：伊丹−札幌の往復バーゲンチケットが取れない場合の片道に羽田を経由する。

３．アップグレード保険

意味：Class-J 予約が取れなかった場合に、普通席で購入。空港でアップグレードする技
予約時は不可でも当日の空港枠が残っている場合があり、Class-J で搭乗できる。

実例：バーゲンチケットを購入、早めに空港に着いて Class-J 変更する。

４．定番メニュー

意味：同じ路線を搭乗しているとウエルカムドリンクが一定する現象
技としては、短時間路線の場合にはウエルカム時に同時に２つ頼む技がある。

実例：スープとコーヒーを頼み、コーヒーに蓋をしてもらって後で飲む

備考：キャビンアテンダントにも用語(？)として認識してもらいました。

５．予約切り返し

意味：航空券購入期限までにスケジュールがフィックスしない場合に使用する技。
オンライン予約しておき、キャンセルした後すぐに予約を入れる。キャンセル待ちに割り込まれる可能性があるためギャンブルでもある。

６．多重予約

意味：可能性の有る搭乗予約を全て抑え、購入期限にフィックスする技。 過去には、航空券購入期限が搭乗前だったのであたりまえに行われていた。航空券購入期限が予約３日以内になった理由となった、迷惑行為でもある。直前予約・購入となる得便割１で特に有効。

実例：同日、同方面の時間違い予約を複数抑える。Class-J に空席が無いとき、とりあえず普通席を抑えておく。

備考：迷惑行為でもあるので、確定後は必ず予約取り消しすること。

７．キャンセル予約保険

意味：多重予約の一種
希望便が取れないとき、それ以降の便を保険として予約、キャンセル待ちをする技。

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